寒かったり乾燥したりする時季は、風邪をひきやすくなります。
風邪をひいた時は、身体を冷やさないようにすることが大切で、特に首周りや背中は温めると効果的です。
風邪の症状別による養生法のご紹介です。
●風邪のひき始め
⇒とにかく身体を冷やさないことが大切です。
足湯もおすすめです。(足が赤くなる位の温度で10分位が目安です。)
汗が出ない場合は、身体を温めて汗を出すと効果的です。
汗が出る場合は、発汗を抑えつつ身体を温め、気の巡りを良くすると効果的です。
●寒気がする時
⇒身体を温めて汗をかいて発散させると良いです。
お食事にショウガやネギ、シソなどを摂り入れるのもおすすめです。
●熱っぽい時
⇒水分を補給して、汗をかいて身体の熱を冷ますと良いです。
緑茶は余計な熱を冷ましてくれます。
●下痢や吐き気がある時
⇒胃腸の機能が低下しているので、体内の余分な水分を出すようにしてください。
食事は雑穀のおかゆ、タンパク質の多い豆腐や白身魚などがおすすめです。
●咳が出る時
⇒神経が緊張するので目を休めることが大切です。
目を温めても効果的です。
大根のはちみつ漬け、ギンナンの黒焼きなどはのどの痛みや咳が出る時におすすめです。
ナシはのどを潤してくれます。
風邪をひいた時はしっかり 休養して、身体を冷やさないようにしてお大事にしてください。
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