整体とタイ古式のお店YURURIの整体コラム１７「姿勢と不調の関係」「疲れた胃をいたわる」「肩や首のこり」

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整体とタイ古式のお店YURURIの「整体コラム」１７

NO．４９　「姿勢と不調の関係」

日常の姿勢は、身体の骨格や筋肉に影響を与え、悪い姿勢が歪みや不調の原因になっていることが多くあります。

無意識のうちに良い姿勢がとれるようになると、筋肉や関節への負担も減って、コリや不調が出にくい身体に変わってきます。

椅子に座る場合、以下のような姿勢は身体の負担となりますので、お気をつけください。

×　脚を組んで座る
⇒左右のお尻や脚・腰の筋肉のバランスが崩れ、股関節痛や腰痛の要因になります。

×　膝を開いて座る
⇒骨盤が開いた状態で筋肉が固くなり、Ｏ脚や膝痛、股関節痛などの要因になります。

×　背中を丸め、あごを突き出して座る
⇒突き出た頭を首肩の筋肉が引っ張って支える為、ストレートネックになります。
また、この状態でパソコン作業を行うと、首を反らして画面を見る為、首痛や肩こりの要因にもなります。

×　左右どちらかに身体をスリップして（ずらして）座る
⇒骨盤がねじれた状態でバランスをとろうとするので、腰痛や肩こり、背中のハリ、便秘などの不調の要因になります。

×　背中に重心をかけ、背中を丸めて座る
⇒腰椎のカーブに影響を与えて、椎間板ヘルニアや腰痛の要因になります。　　　　　　　　　　　　

良い座り姿勢は、座骨の前側に体重が乗って、背骨は自然なＳ字カーブを描きます。

また、あごは引く感じで、膝は閉じた姿勢です。

（良い座り姿勢の詳細はこちらも参考にご覧ください。）

普段の座った姿勢を見直して、不調の出にくい身体を目指しましょう！

ＮＯ．５０　「疲れた胃をいたわりましょう」

胃はストレスを受けやすく、負担がかかると不調が出やすい臓器です。

また、偏った食事や食べ過ぎや飲み過ぎも胃の負担となり、胃を疲労させます。

胃が疲れて消化機能が低下すると、食べ物が蓄積され、胃もたれもしやすくなります。

胃もたれする時は、脂っぽい物や刺激物を避け、消化の良い物をよく噛んで食べてください。

また、食間を空けたり、寝る前に食べないことも大切です。　

胃の不調などで食事を抜くと、胃酸過多で胃が荒れる原因になることもありますので、消化の良い物を少量、よく噛んで食べるとよいでしょう。　

胃を元気にする為には、冷たい物や身体を冷やす物は控えめにして、十分な睡眠やストレスをためないことも大切です。

まずは、毎日の食事でよく噛んで食べることから始めましょう！

ＮＯ．５１　「東洋医学における肩や首のこり」

東洋医学における肩や首のこりは、体内を巡る様々なものの停滞によって起こる不調と捉えられています。

その原因や症状は様々ですが、いくつかに分類されます。

今回は、「気」「血」「水」の滞りによって大きく３つのタイプに分けて、対処法をご紹介します。

●ストレスなどで「気」が滞って起こるタイプ
肩だけでなく、首筋から背中のハリを感じるタイプです。

後頭部の痛みや頭痛を伴うこともあります。

ストレスやイライラで気の流れが悪くなると、筋肉が硬くなって肩こりが生じます。

≪対処法≫
気の流れをよくするツボ押しやマッサージが効果的です。
また、趣味やスポーツでストレスを発散し、気分転換することが大切です。

●冷えなどで「血行」が悪くなって起こるタイプ
後頭部や首、肩にかけてぎゅっと締めつけられるような痛みがあり、寒さで痛みが悪化するタイプです。

同じ姿勢を続けることで肩の周りがうっ血し、不快感が生じます。

目の奥に痛みがあったり、顔色がくすみがちで、生理痛がひどい傾向にあります。

≪対処法≫
入浴や足浴などで身体の芯から温めたり、血行を良くするツボ押し、お灸やカイロなどが効果的です。
十分な睡眠と適度な運動も大切です。

●水分代謝が悪く体内の「水分」が過剰になって起こるタイプ
頭が重く、めまいや吐き気、胃の不調を伴ったり、首から肩にかけて冷たい感じがするタイプです。

水分代謝が悪く、身体に余分な水分がたまっています。

触ると柔らかいのに、こっているという症状が見られます。

≪対処法≫
喉が渇いた時だけ水分をとるようにし、身体をこまめに動かすことが効果的です。
また、冷たい物や身体を冷やす性質の食べ物をとりすぎないようにすることも大切です。

これらのタイプ以外にも、筋肉へ栄養や酸素を供給する「血」が不足し、肩のラインにかけてだるさを感じるタイプの肩こりもあります。

このタイプは筋力が不足している為、軽いストレッチで筋力をアップすることが効果的です。

また、重い物を持ったり、激しい運動や長時間の同じ姿勢は避けることが必要です。

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