長時間同じ姿勢で座っていると、肩こりや腰痛などの身体の不調を招きやすくなります。
特に座っている姿勢が良くないと、筋肉に負担をかけて骨格のゆがみにつながります。
例えば、猫背や反り腰になっていたり、左右どちらかに体重をかけたりして座っていると肩や背中のコリや腰痛につながります。
また、脚を広げて座ったり、脚を組んで座ったりすることも、猫背や骨盤の歪みにつながります。
普段の座っている姿勢を気をつけることで、筋肉への無理な負担が減って、身体の不調が出にくくなります。
まずは、普段の座り方を見直してみませんか。
≪負担のかからない椅子の座り方≫
1.椅子の前方に手をつき、坐骨を椅子の奥まで持っていき深く座ります。
2.そのまま上体を起こします。膝は閉じて(男性は肩幅程度に開き)、足は膝の真下に置きます。
※坐骨の前側に重心がかかり、骨盤が正しい位置になるように座ります。
《座っている姿勢のチェックポイント≫
□ あごが前に出たり、頭の位置は傾いていないか?
⇒あごは前に出ないようにする。
□ 反り腰になっていないか? 腰の筋肉はゆるんでいるか?
⇒下腹部に少し力が入る感じで、腰はふんわりゆるんでいるようにする。
□ 背中が丸くなって猫背になっていないか?
⇒仙骨(おしりの骨)を背もたれにつけ、背中は自然なS字カーブを描くようにする。
□ 両脚の太ももの裏側が伸びているか?
⇒坐骨の前の部分が座面に当たるようにする。
□ 脚は広げたり、組んでいないか?
⇒脚は閉じて座る。膝は90度、足は膝の真下にくる。
座っている姿勢を見直してみることで、身体の負担が変わってきます。
また、ディスクワークの方は15分から30分に一回位は立ち上がることで疲れが軽くなります。
同じ姿勢でかたまらないように気をつけて、どうぞお元気にお過ごしください。
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