「寝違え(寝違い)」は起床時に首を動かした時に急性の痛みが出て、首が回らなくなってしまった状態です。
寝ている間に筋肉や靭帯に負担をかけてしまったことがきっかけで寝違えた状態になることがあります。
要因は様々で、長時間の不自然な姿勢、合わない枕の使用、過度なストレスや疲労、内臓の疲労(食べ過ぎ・飲み過ぎ)、慢性的な首や肩のこりなどがあります。
睡眠時に疲労の蓄積などで首周辺の筋肉の緊張が抜けない状態だったり、食べ過ぎなどで胃などの消化器系に負担がかかった時などに寝違えを生じることが多くあります。
寝違えた場合、首の痛みや運動制限があり、筋肉の緊張によって頭痛や肩こり、背中のハリなどを伴うことがあります。
ほとんどの場合は、首を安静にすることで数日から1週間位で自然に痛みが消えて動くようになります。
1~2週間位で症状が治まらない場合や、首を動かすと手足に痛みを感じる場合などは医療機関の受診をおすすめします。
頻繁に寝違える方は、普段から内臓の疲労や背中のハリが強かったり、骨格の歪みがある場合が多いので、身体のバランスを整えることをおすすめします。
また、寝違えの予防には、枕や寝具を見直してみたり、日頃から疲労やコリをためないようにすることも大切です。
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