一般的な肩こりは血行不良や筋肉疲労によるものが多く、生活習慣とも関係があります。
肩コリの要因には
●無理な姿勢や骨格の歪み
●腕や目の疲れ
●内臓の病気や内臓の疲労
●睡眠不足や疲労、運動不足
●冷えやストレス
などがあり、どれか一つではなく複数の要因が重なって肩こりになっている場合も多くあります。
最近では、長時間のパソコン作業やスマートフォンの使い過ぎで、肩や首のこりを感じる方が多くいらっしゃいます。
東洋医学的には、肩こりなどのコリは体内を巡るさまざまなものの滞りによって起こると考えられ、血液や気、水分の滞りが要因と考えられます。
睡眠や運動の不足、過労などで血液を動かす力が不足し、血液が滞ると疲労物質が蓄積され、身体の回復がうまく行なわれず、コリが生じやすくなります。
また、ストレスなどで気の流れが悪くなったり、身体が冷えている場合なども、肩周りにコリが起こりやすくなります。
ストレスや食べ物等で内臓に負担がかかった場合、内臓機能が低下し内臓筋が硬くなることで、血液循環が悪化しコリが生じてきます。
(⇒内臓の疲労についてはこちらへ)
日常生活においては、長時間同じ姿勢を続けたり、手や腕の疲労が蓄積されたり、腰の疲労によって上半身に負担がかかったりすることが、肩こりの要因となっている場合が多くあります。
同じ姿勢を長時間とり続けると、頭や腕を支える筋肉やその周辺の筋肉が緊張して硬くなります。
筋肉が硬くなると血液循環が悪くなり、酸素や栄養分も循環できずに疲労物質が蓄積し、肩こりにつながります。
骨格的な歪みがある場合も、慢性的な筋肉の緊張により、血行が悪くなったり、神経を圧迫したりして、肩のコリや痛みを引き起こすことも考えられます。
他に、目の使い過ぎで疲労が蓄積され、肩や首にこりが起こる場合もあります。
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