タイ古式マッサージの手法は、指圧、整体、矯正、ストレッチングなどの様々な要素を併せ持っています。
タイ古式マッサージにおいては、手や指先だけでなく、肘や膝、足などを使って、「セン」と呼ばれるエネルギーラインを刺激していきます。
「セン」を刺激することで、リンパや血液などの流れを促進し、痛みの緩和、自然治癒力や免疫力を高めるなどの効果があるとされています。
また、タイ古式マッサージの特徴として、反らす、ひねるなどのヨガのポーズを取り入れた受動的なストレッチが含まれ、様々な体勢をとることで体内の筋肉や関節を気持ちよく伸ばすことができます。
タイ古式マッサージは主にそのスタイルによって、大きく二つの流派に分けられます。
バンコク式と呼ばれる南部式のスタイルは、指圧が強調されるのに対して、チェンマイ式と呼ばれる北部式のスタイルにはストレッチが多く見られます。
(当店のタイ古式マッサージは、チェンマイ式をベースに、その方のお身体の状態に合わせてバンコク式も取り入れた施術となります。)
日本におけるタイマッサージは、アクロバットなストレッチのイメージが強いようですが、呼吸に合わせてゆっくり行うので痛みを感じることはほとんどなく、この気持ちよく伸びる感覚がタイマッサージの醍醐味の一つでもあります。
普段使わない筋肉をじっくりと伸ばしていくタイマッサージは、柔軟性を高めて、血行を良くするので健康にも美容にも高い効果をあげてくれます。
また、タイ古式マッサージは、ストレッチや呼吸を整えて精神を集中するといったヨガ的・瞑想的要素が多く含まれているので、「二人でするヨガ」「動く瞑想」とも呼ばれ、精神的疲労も回復し、お身体と心のバランスを整えるマッサージと言われています。
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